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学んでおきたいスキル⑵ マネジメント力

貴方のマネジメントは通用するか

大手企業でマネジメント経験(管理者、管理職)があれば、転職しても何とかなるだろう、大丈夫だろうと考える人は多いようです。
しかしながら転職先で上手くいかないケースが圧倒的だと言います。
そもそも大手企業のマネジメントの多くは、縦割り組織の中の細分化されたミッションを小ユニットで達成するためのマネジメントが主体です。
(※参照 中高年の再就職を難しくしている大企業病 Part 2  )
さらにマネジメント対象となるメンバーは、経験年数や入社年次がバランスよく構成されており、各人の役割りが明確な体制であるためマネジメントしやすい組織なのです。厳しい言い方をすれば、誰でもマネジメントでき、マネジメント力に差がない、差が出せない環境と言えます。
さらにマネジメントのやり方も、業界特有のものであったり、大手ならではの自社の事業展開都合でのオリジナルなマネジメントメソッドを有し、それに沿って展開してるケースが多いのです。
そのような要因から、今まで培ったマネジメントのやり方、成功体験は、残念ながら転職先の中小企業などでは全く通用しないのです。

求められるマネジメントスキル

中小企業の経営者の多くが、大手出身の中高年に求めるのは、「部門や事業全体の戦略的マネジメント」、いわゆる経営に近いものです。
そこには大手企業とは異なり、スピードある事業の多角化やサービスの商品化、マーケットを見ながら臨機応変にベストな対応していく柔軟性が求められます。
求められるマネジメントは、戦略戦術の策定、組織の動かし方や、業績の分析、意思決定の方法などの手法の確立、さらには部門業績を管理するための財務会計の知識、そしてメンバーを統括できるコミュニケーション能力など、広範な知識やスキルを求められるのです。
さらにメンバーは、専門職、総合職、一般職と職種も様々で、経験年数、入社年次もバラバラ。アルバイト、パートのメンバーもいたり、大手企業で経験したものとは180度違う世界がそこにはあります。
もし、次のステージでマネジメントの仕事を希望するのであれば、このような経営マネジメントの知識を知っておくのがベストです。

一般的な言われている事業や部門のマネジメントとはどのようなものなのか。
そのためには何を知らなければ、出来なければならないのか。
一般的な考え方や手法を知り理解すること。さらに自身が長年培ったマネジメンや管理手法をそれに加味することで、次のステージでは貴方らしいマネジメントで活躍できます。

おススメしたいスキル・資格

人材・組織マネジメントスキル

マネジメントスキルは幅広い分野での知識がベースとなります。
財務、会計学、経済学、マーケティング、人材管理、組織学、情報システムなど体系的に身につけている必要があります。
また、その企業の方向性をさまざまな階層・立場の人に明確に伝える、高いコミュニケーション力も欠かせません。全部を学ばないまでも、自分自身で知識不足を感じているテーマから学ぶことがベストです。
また、転職後に課題となる「新しいメンバーとの意思疎通」について、コミュニケーション能力に関するスキルを学ぶことをお勧めします。
(資格情報提供: Blush Up)

スキル・資格名 経営学、経営管理、人材・組織マネジメント、コーチング、
ビジネスコミニュケーション、他
学習形態 スクール、通信講座、大学もアリ
期間 3か月~、大学の場合24か月もアリ
費用相場 10万~ ※内容、期間によって異なる

経営、組織、人材マネジメントのスクール、通信講座など具体的に詳しい情報が知りたい方は、こちら「資格・講座の検索サイト Blush Up の マネジメントの詳細」を是非、ご覧ください。

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