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中高年・シニア世代のデジタルの学び

中高年・シニア世代の学習意欲

企業のデジタル化、AI活用やDX推進が広まる中で、IT特にプログラミングなどデジタルに関連した学習に対する需要が高まっています。
ご存知のように小学生では既にプログラミングの授業が始まっており、これからの時代はIT・デジタル関連の知識、スキルの重要性が見て取れます。
そして近年、中高年、シニア世代の多くがスクールに通ったり、通信講座を受けているようです。
特にパソコンの無い時代に社会人をスタートした55歳~の世代は、仕事上、ワード、エクセルなどのアプリを使う機会はあっても、スマホやタブレットなどの機器、ライン、チャットなどSNSツール、動画ツールなど未だに使えない(使う必要が無いと思っていた)人達も多く、人生100年、70代現役と言われ、40~50代からのセカンドステージでさらなるキャリア構築、ステップアップが求められる現在、在宅での仕事、副業、さらには定年後の仕事に、「IT関連の知識」を重要視しています。

これからは金融、交通系インフラ、はたまた家電に至るまでデジタル化の流れは加速します。
政府、自治体もデジタル化を推進し、キャッシュレス化に見られるように社会全体、生活周り全てがデジタル化していくと言われています。
特に中高年、シニア世代では「時代に乗り遅れたくない」「ツールやソフトを上手く使いこなしたい」と言う要望は高く、そういう意味においてもIT関連への興味が高まっていることもあります。

理系じゃないから、よく解らないから、若くないから、と言うのは理由にならず、これからは誰でもどの世代でも、IT・プログラミング関連の知識やスキルを身に付けることで新たな仕事や、ステージがぐんと広がるはずです。

何をやりたいかで学ぶ内容が変わる

IT関連の知識を学びたいから、とにかくスクールへと急いでも、何をどう学べばいいのか解らない方は多いでしょう。
プログラマーになりたいなどの目的がはっきりしている場合は、それなりのスクールや職業訓練校に通えばいいのでしょうが、その場合も、学んだ後の仕事はどう考えているかが重要です。
インターネットを含むデジタル関連では、仕事も知識も多岐にわたります。
パソコンやネットの基本知識はもとより、クラウドやチャットなどのツールの活用法などの基本的なことから、プログラム言語の習得、JavaScriptやPHPを活用したアプリの開発といった専門的な分野。
またインターネット関連のサイト制作や広告プロモーションなども需要の多い分野で、それらに付帯する仕事として、WEB解析、デザイン、ライティングなどの仕事もあります。

まず学んだ知識、スキルを活かしてどんな仕事が出来るのかを考えることが重要です。
また、自ら作業はせずとも、起業や独立の際に、それらの知識を活かして違う分野に進んでみたり、どんなメンバーをパートナーとすればいいのかが解るだけでも仕事の幅は全く変わります。

実際に、趣味仲間の交流サイトの運営を任されたことから、自らサイト制作の事業を起こした方や、長くいた業界の専門知識を活かして、WEBライターになった方など趣味や経験にITの知識を加えることで違うステージでの活躍も見込めます。
※参照:中高年転職体験談
埼玉県、Fさん、30代後半、国内外金融機関→フリーランス翻訳家&ライター
新潟県 Iさん 40歳 大手広告関連 → 独立 フリーデザイナー

プログラムやインターネット関連の技術は、これからまだまだ進化していきます。
中高年、シニア世代にとって、IT・ネット関連、デジタル関連の知識は、絶対にプラスになるものであり、次の分野、仕事に活かされることは間違いなと思います。

【サイト内参考リンク】
学んでおきたいスキル⑴ ビジネスソフト(Word、Excel等)
中高年に求められるITの基礎知識 ITパスポート
IoT検定/これからの学び
再注目されているIT関連の知識⑵

【外部リンク】Blush Up 学び
IT・WEBの資格一覧