新しい記事のお知らせ

中高年に求められるITの基礎知識 ITパスポート

ITは今や当然の知識

2020年からプログラミング教育が小学校で必修化になるなど、プログラミングやIT技術は理系、専門のエンジニアのものと言う固定概念はもはや時代遅れになっており、企業活動においてPCやネットワークの活用、IT技術の導入に準ずる人材の活用は当然のこととなっています。
40代、50代のビジネスマンの方も、会社独自の社内ネットワークを利用し、メールやスケジュール管理、提案書やデータ資料など、パソコンやタブレットを活用しながら仕事をしている方が多いと思います。
しかしながら、エンジニア、IT関連職種以外は、その基本的な情報や仕組みを知らない方がほとんど。これからのビジネスマンにはIT関する最低限の知識は間違いなく必要になってきます。

ITパスポートについて

ITパスポートは通称Iパスと呼ばれ、試験を実施するIPA(情報処理推進機構)は、
「ITパスポート試験は情報処理技術者試験の一試験区分であり、情報処理の促進に関する法律に基づく国家試験」であり、
「ITを利活用するすべての社会人・学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できるもの」と解説しています。
内容はすべての職業人に共通に求められる基礎知識で、パソコンをはじめとする情報機器やOSについて、また基本的なアプリケーションの設定や操作方法を理解し、業務への有効活用方法。さらには各種法令の厳守やIT社会における様々なリスク管理についてを学びます。

企業がITやAIを元に事業やサービスを展開していく今後においては、ITの基礎知識は全ての会社員に必要とされるものだと言えます。
現に大手企業でもITパスポートの取得を奨励しているところが増えてきています。
ITの基礎知識を身につけていることを証明できるこの資格は、どんな職種であってもキャリアアップにつながると思います。

中高年サラリーマン、経営者も受験

現在、ITパスポートの資格に応募する中高年サラリーマンや経営層の方が増えています。
次のステージでエンジニアへの転職を考えているわけではなく、今の業務に活かすスタンスで学んでいるのです。
ちなみに、ITパスポートの内容は、新人のエンジニアでも知ってて当然の内容ばかり。
資格を持っているから技術職になれると言うわけでもありません。

一番は、事業とITの融合に対する理解度を高めると言う目的です。
事業をマネジメントする立場に置いて、最低限のIT基礎知識を持たないでは、的確な判断ができないからです。
「パソコンのことは、ネットワークのことはよく解らないので任せる」
と我関せずの姿勢や
「そんなシステムに多額の予算が必要なのか?」
とただ懐疑的に見たり、反対したり。

IT(情報技術)は今やあらゆる業種・企業において欠かせない存在であるのに、そこを理解出来ないでは社内の存在価値が無くなっていくのではないでしょうか。
年齢、職種、役職関係なくITの知識を学ぶことは事業や仕事に対する意識の高さを証明するものであり、もしも転職の際には、ITに精通している評価だけでなく、学ぶ姿勢を評価されることにつながります。

おススメしたいスキル・資格

ITパスポート
ITパスポート試験は全国47都道府県どこでも実地しており、受験資格に特に制限がありません。
試験の内容はストラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)の三つの分野から各20~50問程度主題されます。
具体的な試験の詳細については、情報処理技術者試験センター及びITパスポート試験コールセンターに問い合わせしていただければ対応してくれます。
情報処理技術者試験センター
ITパスポート試験コールセンター
TEL:03-6204-2098
ITパスポートの資格スクール情報に関しては、「Blush Up学び ITパスポートの資格取得」をご参考にしてください。

スキル・資格名ITパスポート
学習形態スクール通学が多い、通信講座もアリ
期間2ケ月月~5カ月平均
費用相場40,000~150,000円程度