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再注目されているIT関連の知識⑵

初級者向けの検定を今から学び直す

学校教育でパソコンの授業が本格的に始まったのはここ15年。
40代50代の企業で働く方の中には、正式にパソコン教育を受けず、自己流や見よう見まねで学ばれた方も多いと思います。
今後もパソコンやITツール、アプリを活用した仕事は増えてきます。
その中で「一からの学び直し」としてパソコン関係の知識は有効です。

ICTプロフィシエンシー検定(P検)

ICTプロフィシエンシー検定は一昔前に、「パソコン検定」と呼ばれていたのでご存知の方も多いでしょう。現在では略してP検と呼ばれています。
プロフィシエンシーとは、知識や技能を現実の状況に応じて発揮する能力のことで、P検ではICTを活用した問題解決力を学びます。

検定1級から5級まであり、パソコン入門者レベルのパソコンやインターネットで良く使われる用語などの知識を問われる5級。
会社入社時のレベル、最低限要求されるICT活用スキルが必要な3級。
ICT活用によるビジネス価値の増大をリードできるビジネス・イノベーション・リーダーとしての知識を求められる1級。と幅広く検定が用意されています。

検定試験はICTプロフィシエンシー検定協会(P検協会)が主催しており、公式サイトに検定試験についての概要が紹介されています。
ICTプロフィシエンシー検定協会(P検協会)

前の記事「再注目されているIT関連の知識⑴」で紹介した、Microsoft Office Specialist(MOS)やITパスポートと同様、一から学び直したい方へおススメの検定試験です。

エンジニアで無くとも学びたい知識、検定

IT関連の知識や検定試験は、プログラマーなどの技術者が学ぶものと思い込んでいる方が多いようです。
確かに理系出身のプログラマーには、各種様々な検定や試験が用意されています。
しかしながら、多くの企業の事業にIT化が進み、Iot、AIなどへの取り組みが成される中、
関連する知識が全くないのではどうしようもありません。
会社にとって戦力、必要な人材であるためには、事業に関連する専門的な知識は身に付けておくにこしたこはありません。

G検定

G検定はディープラーニングの基礎を学べる資格で、日本ディープラーニング協会が開催している資格です。今後の企業のAI活用に関して、人材育成の重要性を踏まえたものです。

AIと聞いても漠然としたイメージの方も多いと思います。
現在のAI技術はディープラーニングと呼ばれる抽象度の高い処理が可能になったため、今までと比べるとAIにできることが爆発的に増えています。
現在のAI技術を支えて発展させている根幹となる技術であるのがディープラーニングであり、G検定はこのAIの根幹技術を学ぶ資格です。

G検定の詳細については、日本ディープラーニング協会のサイトをご覧ください。
一般社団法人 日本ディープラーニング協会

【まとめ】

パソコンやITに関する知識やスキルを一から学び直し

・Microsoft Office Specialist(MOS) 詳細はこちら
・ICTプロフィシエンシー検定(P検)

総合的な関連知識を学ぶ

・ITパスポート 詳細はこちら

より進んだ専門的な知識を学ぶ

・G検定
・IoT検定 詳細こちら

検定試験などは、合格することも大事ですが、勉強した知識が仕事に活かされることが一番重要です。
基本的知識にはどんな項目や内容があるのか知っているだけでも仕事は変わるはずです。