昨年一年、新型コロナウィルスの影響は、私たちに良くも悪くも色々な面で考える機会を与えてくれました。
感染拡大に伴った自粛要請から、企業活動の一時停止や事業再編、転換。
ステイホームや新しい生活様式に対応したビジネスの在り方そのものが問われ、旧来の事業存続が危機に直面した企業も。
本社機能、所在の見直しや業務の更なる効率化、デジタル化の遅れへの対応など待ったなしの改革。
そして在宅勤務、テレワーク、コワーキングスペースでの仕事、オンライン会議など新たな働き方と新たな雇用形態、評価形態の模索。多くの企業で、様々な面で「従来のやり方の見直し」と、時代を見据えた「新分野、新事業、新形態」の着手が始まりました。
既に方向転換を打ち出した企業もあれば、未だ転換の方向さえ見通せず停滞している企業も。
そんな中で、働く私達の仕事に対する考え方も一気に変わってきました。
毎日の通勤、定例会議、アナログな作業や、ハンコ、紙文化など古くからの慣習、残業。さらには仕事帰りの一杯、会社の宴会など、そのものの意味や必要性が問われ、多くの見直しがなされてきています。
そしてステイホーム、在宅ワーク、家族との時間を通して改めて感じた「仕事と人生」。
多くの方が仕事や会社に、今までは何だったのか? これからどうなるのか? と不満不安を感じ
このままでいいのか? これからどうする? と自身に問い始めています。
会社都合による仕事の変化。移動や出向、さらには希望退職募集まで、他者による自身のキャリア変更を余儀なくされていくのか。
上が何を考えているか、様子を見ながら不安な日々を送ることよりも、自分のキャリアは自分で決めたいと思いませんか。
自分のキャリアは自分のものであることを自覚し、自らどうしたいのか、
どうなりたいのか、どうあるべきなのかを考え、納得のいく仕事、働き方を続けていくために、行動していこうと言う当事者意識を強く持つこと。
自身のキャリアオーナーシップを強く感じる人が間違いなく増えてきています。
人生100年、70代現役と言われる時代。
これからの自分のキャリア、生活をどのように考えるか。
会社の仕事ではなく自身のロードマップはどんなものなのか。
今年は自身のキャリア再考の年、そして何らかのアクションをしていく一年になるかと思います。
私達キャリアオーナーシップ推進機構は、そんな皆様に、色々なヒント、情報、そしてご支援をできればと思います。
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