「今なぜ、学び直しなのか」でも触れたように、人生100年、70代現役など各所で取り上げられ、一社終身雇用が崩壊しようとしている現在、長い人生でより活き活きと活躍していけるよう第2ステージ、第3ステージへの転職や、全く異なる職種への転身が話題になっています。
同時に個人のスキルアップや学び直し、リカレント教育についても、働き方改革と共に社会人への必要性、重要性がうたわれているのはご存知のことでしょう。
そして今回の新型コロナウィルス感染の影響で、自宅待機、リモートワークを通じて、空き時間を利用した「学び」に対する要望が高まり、オンラインと言う形でのセミナーや講座受講のニーズが増えてきているのです。
2つの大きな学び
学びと言って直ぐ浮かぶのが、現在の仕事に役立つ知識やスキル、また急激に変わりゆく技術、経済に関する情報などについて学習することです。
仕事に役立つ資格取得の為の講座なども人気で、会社内での教育だけでなく、次のステージを見越した個人単位でのキャリア開発に注目が集まっています。
例えば簿記、会社会計、経営、マネジメント、英語など現在の仕事と掛け合わせることで、仕事幅が広がり、新たなステージが見えてきます。〇〇コンサルタント、〇〇カウンセラーなどの職種は仕事と掛け合わせで学んだ方が多いです。
また、ビジネス関連の資格や知識、スキルだけでなく、趣味や元々好きなことへの学びも人気です。
「趣味・好きが高じて、、、」と言う言葉もあるように、会社勤めから好きなことを仕事に転身していく人もいます。ちなみに急激に需要が高まったドローンの事業者はラジコン趣味だった方が多いと言います。
さらに学ぶ途中で同じ志向の人達とのサークルやコミュニティを通して人脈が広がったり、副業として活かす道が開けることもあります。
オンライン学習のススメ
コロナの影響もあり、通学、参加と言う場所の制約が無いオンライン講座、セミナーや展示会など広く展開されるようになりました。
リカレント教育で有名な大学の社会人向け講座もオンラインにより、働きながら通学と言う壁が無くなり、通勤時間、休日など、好きなタイミングで短時間に学べる学習スタイルも増えてきています。
コンテンツ提供側も、リアルタイムのオンライン講義だけでなく、教材を活用した通信講座とオンラインの融合や、学習素材としての動画の活用、復習できるマイページ機能など提供するコンテンツを拡大し、学ぶスタイルの多様化を実現してきています。
「スクール、会場に通い受講する」と言うスタイルは過去のモノ。
これからは、場所とタイミングを選ばず、好きな時に好きなだけ学習できるオンラインでの学びが主流になってくると思います。
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