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資格・学びのオンラインとウェビナーの増加

資格・学びはオンラインで

新型コロナウィルス騒動は各所に様々な影響を与えていますが、その中でも大きな変革を求められているのが教育現場です。
現在全国各地の小中学校で授業が順次再開されてきており、協調・団体行動を通しての社会性、人間形成などを目的の一つとする教育現場では、オンライン教育、遠隔授業だけでは対応できないことも多いからでしょう。

一方で、資格や専門スクールなど、社会人向けの教育現場では従来の通学型、通信教育に加えオンラインによる受講の需要が急激に増加しています。

資格総合サイト『Blush Up学び』のユーザーアンケート
参照:■資料請求者300名にアンケート!コロナが学びに与える影響とは?(Blush Up学び/シカク情報部)によると、
今回のコロナ禍により、仕事の減少や解雇、会社の倒産や事業撤退など今後の仕事に対する不安や、自宅待機、テレワークによる時間の有効活用目的から、何等かスペシャリティ、資格を身に付けたいと言う欲求が高まってきています。
さらには、スクールへの通学、大人数での受講などへの不安もアリ、「通信教育・オンライン受講(PC、スマホ)」の希望がなんと全体の8割に達しています。
地元にスクールが無くても受講ができ、時と場所を選ばず学習できることへの要望が一層高まってきているのではないでしょうか。
オンラインによる受講では、既に大学などがスタートさせていますが、オンラインによるレクチャーの仕方(講義の効果的なやり方)、教材の活用法、講師と大学生の参加型コミュニケーションの取り方やレポートの提出法など、未だ試行錯誤の大学が多いのが現状です。

資格スクール、専門スクールでもオンライン講座の準備、開設は着々と始まっていますが、大学と同様に効果的なオンラインでの受講の仕方、教材の活用法をどのように連携させていくか、さらには技術系スクールで最も多い「実技や実習」「定期テスト」など集合教育ならではの要素をどのように絡ませていくのかが今後の重要なポイントになると思います。

オンライン教育

ウェビナーの増加

一方で社会人向けのビジネス関連の講座やイベント、セミナーも、現状オンラインによるものが増加し、「ウェビナー」が主流になりつつあります。
ウェビナーは “ウェブ(Web)” と “セミナー(Seminar)” を合わせた言葉で、その名のとおり動画を使ったセミナーをインターネット上で実施する手法です。
従来、ホールや会議室などを活用し、ビジネスマンを対象に仕事帰りの夕刻や土曜日などに多く開催されていましたが、在宅勤務、リモートワークの増加から会場に出向かずに済むオンラインでの開催に人気が集まっています。
参考: ■ウェビナー検索  ■日経ウェビナー
さらに参加者をグループ化し、意見交換をする仕組みも流行り始めています。

これからはウェビナーを通して様々な情報収集を行い、自身の仕事に活かし、オンライン、通信による資格や専門スキルの取得がメインになっていくのかもしれません。